交通事故問題解決サポート

自転車事故について(ノ―ブレーキのピストバイクの危険性)

自転車に関与した交通事故が増加しています。
その一因のひとつとしていわゆる「ピストバイク」と呼ばれる自転車に、ブレーキの装備がない状態で走行する事故が挙げられます。

最近では芸能人のチュートリアル・福田充徳さんがブレーキ装備がないピストバイクで公道を走行して摘発されていた事が記憶に新しいのではないでしょうか?(後輪にブレーキを装備していない状態であった。)

ブレーキを装備していないため、止まるには自分の足で車輪をロックする必要性があるため、相当の距離を要します。
自転車と言えども、時速は20キロをゆうに超えることも珍しくなく、体力のある若者が自転車を走行すれば相当な速度に達する事は容易に想像できます。

このような自転車はもはや凶器以外の何物でもなく、日本の道路状況や高齢化社会でお年寄りが増えてる現状では危険性は相当なものと考えられます。

このようなノーブレーキのピストバイクは、当然のことながら公道で走るために必要な装備が欠けているため道路交通法違反になるものです。
(道路交通法 第63条の9 道路交通法施行規則 第9条の3 参照)

自転車は交通の便としては便利なものだが、その便利さや日常に溶け込んでいる手段であるため、危険性についてはどうしても考えが希薄になりやすいものです。
一歩間違えば相手に大怪我をさせてしまうツールであることも忘れずに利用したいものですね。


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